第13章 法 主 女 犯


 第440号  1992年6月16日

日蓮正宗自由通信同盟

龍年光の財団法人が東京都から委託契約を遂に解除された
雉も鳴かずば打たれまいにこれで龍の利権がパァになった

 かつて本紙は、東京都という行政権力に頼り、創価学会を法定解散に追い込もうとする龍と日顕を“無知の故の傲慢”と報じた。実現できもしない謀略に血眼になっている二人の老人は、実に醜い存在である。
 この老人たちは、先行きの見通しもなく怒り狂い、ただ憎さ故に創価学会に対してやみくもに斬りかかっているのだが、修羅の精神状態にあるために自分の足元が見えない。
 日顕は、「C作戦」によって創価学会解体を策したが、二年近く経ったいま、足元から離反者が続出している。つい最近も、良識派の日蓮正宗僧侶による「日蓮正宗憂宗護法同盟」の結成が伝えられている。
 龍もまた同様な憂き目にあった。自分の弱点もわからず大言壮語して人に斬りかかり、自滅してしまったのだ。
 龍が理事長をする「財団法人 土と人間の蘇生の会」(以下「(財)蘇生の会」と略す)は、東京都中央卸売市場(食肉市場)の汚物搬出処理を東京都から請け負っていた。
 しかし、「(財)蘇生の会」はこの汚物搬出処理の請け負い契約を東京都から解除されてしまったのだ。東京都は「(財)蘇生の会」との契約を六月十五日までとし、翌十六日からの食肉市場の汚物搬出処理は新しい業者によっておこなわれることとなった。
 東京都と新たに契約した業者は、「(財)蘇生の会」に比べ格段の安さで同じ業務を請け負ったということである。
 ちなみに、新しい業者の契約額は、およそ三千万円程度と伝えられる。ということは、龍の契約額はこれまで約五千三百万円程度だったから、単純に考えても、龍は二千三百万円の利益をフイにしたことになる。
 龍の「(財)蘇生の会」は、龍が東京都議会議員在職当時の昭和五十九年十一月に設立し、自ら理事長に就任したものである。この財団法人は設立当初から、龍が都議の地位を利用して東京都の行政にまつわる利権を得ようとしていると問題になっていた。
 この龍の利権団体である「(財)蘇生の会」が、主たる業務としていたのが、先にあげた食肉市場の汚物搬出処理だった。龍が都議在職当時から目をつけていた利権である。相当なウマミがあったのだろうが、龍はそのすべてを失ったのだ。
 「(財)蘇生の会」が東京都から再指名を受けることができず、六月十五日をもって契約解除された裏には、東京都と「(財)蘇生の会」の契約に異議をはさんだ都民の働きかけがあった。
 平成四年三月二十六日、「東京都中央卸売市場(食肉市場)の汚物搬出処理委託に関する住民監査請求」が練馬区在住の会社社長・市河政彦氏より出された。この監査請求では、東京都と「(財)蘇生の会」との契約が競争入札を経ず、随意契約によってなされていることなどが問題にされた。
 この住民監査請求を受け東京都監査委員会は平成四年五月二十五日、食肉市場における汚物搬出処理委託について、東京都に対して契約方法、内容、単価、計量などを適正にするよう求めた。
 東京都監査委員会の報告は、異例ともいえる厳しいものだった。ということは、龍が理事長をする「(財)蘇生の会」と東京都との契約内容には、それだけ不公正なものがあったということである。
 この東京都監査委員会の監査報告に従い、今回、東京都食肉市場の汚物搬出処理についての委託が公募された。七業者が請け負いを申し出、そのうちの一業者が東京都より正式に委託を受け業務をおこなうことになった。
 「(財)蘇生の会」はこれまで、東京都から随意契約という形で長年にわたり委託を受けてきた。ところが今回、東京都監査委員会の報告に基づき、公正な業者選抜をした結果、いとも簡単に契約を解除されることとなったのだ。
 龍は正義漢ぶった言辞を吐き、創価学会を誹謗中傷し、創価学会が宗教法人として不当に優遇されていると、『週刊文春』や法華講機関紙『大白法』などで述べていた。龍の悪口はそれにとどまらず、「創価学会は宗教法人としての資格がない。法定解散すべきだ」とまで言っていた。
 ところがどうだ。財団法人として東京都から不当なまでの利益を受けていたのは、龍の「(財)蘇生の会」だったのだ。しかも、この「(財)蘇生の会」は、財団法人としての本来の目的にない創価学会攻撃までしている。
 その顕著な例が、日顕が「有徳王」と中表紙の題字を書いた創価学会攻撃の小冊子の刊行である。これもまた、監督官庁である東京都から問題にされている。このままいくと、「(財)蘇生の会」が解散させられるのではないかと、他人事ながら気になるところだ。
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